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「易経 陽の巻 夢をもつってどういうこと?」を読んだ。乾惕の時代は、やったことを反省する。

易で言うところの乾為天の爻は「龍の成長物語」について
書いてある。
「潜龍」「見龍」と進んだら次は「乾惕(けんてき)」の時代。

「乾惕(けんてき)」は、作者の竹村さんがつけた言葉のようで、
易の文そのものに「乾惕龍」とは書いてない。

爻の文章は、以下のとおりに書いてある。

君子終日乾乾,夕惕若,厲,无咎

一日中、一生懸命頑張って進んでいく。
夕方には、今日の出来事について反省して
恐れ慎むならば、咎めはないというような意味。

「見龍」の時代は、近くに「飛龍」というメンターが
いたが、「乾惕」の時代は、「飛龍」から離れて、
自分で行動する時代。

「飛龍」から学んだことを試す時でもある。
失敗することも多々あるだろう・・・。
けれども、失敗から学び、より良い方法を考えて、
また試す。その繰り返し。

今で言うところのPDCAサイクルを繰り返すことと
似ている。

上記の本には反省する時のことが書いてある。
「うまくいったときも、ほめられたときも、これでいいのかな、
これでいいのかな、もっとよくなる方法はないかなと
反省しなければならぬ。それが強い龍になるひけるなのじゃ」

失敗した時だけ反省するのではなく、上手く言った時、
褒められた時、どんな時も日々、振り返って反省し、
もっと良い方法を考える。

トーマス・エジソンは言っている。

成功するのに最も確実な方法は、
常にもう一度だけ試してみることだ

下の本に、その言葉が書いてあったのだけれど、
「ベストから、もう三回工夫できる人が、成功する」
と、成功を呼び込む行動の習慣についても、
易の言葉と似ていることが書いてある。

夢を叶えるには、あきらめないことが必要。
そして、日々、反省し工夫を繰り返して、
行動に結びつけてこそ、夢に一歩ずつ歩み寄ることが
できる。

まとめ

途中で諦められるようなことは、本当にやりたいことでは
ないのかもしれない。

「潜龍」の時代の「確乎不抜」の決意を思い出してみる。

それは本当に私の夢なのだろうか・・・。
誰かの夢だったのではないだろうか・・・。

それは本当に私のやりたいことなのだろうか・・・。
私を認めて欲しいから、やろうと思ったことではないのだろうか・・・。

「乾惕」の時代は、常に自分を省みて、
もう一度、本当に自分のやりたいことは
何なのか・・・。このまま進んだ未来は、
自分の生きたい未来なのかを、
考え直せる時かもしれない・・・。

次の「踊龍」になると、さらに大きな挑戦をする
時代になるから・・・。

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